福岡といえば豚骨ラーメンやもつ鍋が有名ですが、実は地元の人々にとって“焼き鳥”も外せないソウルフードの一つです。福岡県は全国の中でも焼き鳥店の数が多く激戦区です。特に博多駅周辺や天神エリアには、長年通う常連客で賑わう名店が数多く存在します。今回は、地元民に長く愛される焼き鳥屋を5軒厳選してご紹介します。観光の合間や仕事帰り、気軽な一杯のお供にぴったりのお店ばかりです。
1. 焼とりの八兵衛（やきとりのはちべえ） 天神店
福岡の焼き鳥文化を牽引する超有名店。天神の中心に位置しながらも落ち着いた空間で、若者から年配層まで幅広く支持されています。定番の豚バラやレバーの他、「えんどう豆の串揚げ」や「つくねチーズ」など創作串も魅力的。特にデートや友人との食事に最適で、洗練された内装も人気の理由です。
八兵衛で修行した方々は独立して営んでいる店も多い。
八兵衛の魅力
八兵衛では職人が備長炭で一本一本丁寧に焼き上げており、表面は香ばしく中はジューシー。味だけでなく、見た目の美しさにもこだわりがあり、インスタ映えも狙えます。ドリンクメニューも豊富で、地酒や九州産の焼酎がそろい、焼き鳥との相性抜群です。
■住所：福岡市中央区天神2-5-28ノイラ天神1F
■電話番号：092-716-2778
■営業時間：17:00～24:00（L.O.23:30）
■定休日：なし
https://hachibei.com/?page_id=1691
2. とりかわ粋恭（すいきょう） 薬院本店
博多名物「とりかわ」に特化した名店。パリパリとした独特の食感がやみつきになる「ぐるぐる巻き」のとりかわが名物で、地元民はもちろん観光客からも高い評価を得ています。一度に何本も注文するのが“通”の食べ方。焼き置きせず丁寧に焼き上げるため、提供まで少し時間がかかるのも納得の美味しさ。
リピーターが絶えない理由
とりかわ以外にも、豚バラやつくね、季節の野菜串なども絶品。カウンター中心の店内は一人飲みにも適しており、仕事帰りのサラリーマンで賑わいます。予約必須の人気店です。
■住所：福岡市中央区薬院1-11-15
■電話番号：092-731-1766
■営業時間：17:00～23:00
■定休日：日曜
https://www.instagram.com/torikawasuikyo/
3. やきとり稲田（いなだ）
隠れ家的雰囲気を持つ、知る人ぞ知る名店。店主が毎朝仕入れる新鮮な鶏肉を使い、炭火でじっくり焼き上げます。焼き鳥だけでなく、前菜や小鉢料理、〆の親子丼まで手が込んでおり、和食割烹のような上質さが漂います。
静かな空間で味わう贅沢な焼き鳥
カウンター席からは焼きの様子が見られ、五感で楽しめるのも魅力の一つ。デートや接待にも重宝されるお店です。日本酒や自然派ワインも揃っており、ペアリングも楽しめます。
■住所：福岡県福岡市博多区住吉３丁目５−３
■電話番号：050-5487-8427
■営業時間：17:00～23:30（L.O.23:00）
■定休日：不定休
https://yakitori-inada.com/
4. やきとり六三四（むさし）
地元の常連客に支えられたアットホームな雰囲気の焼き鳥屋。名物の「六三四串」は、鶏・豚・野菜をバランスよく組み合わせたオリジナル串で、ボリューム満点。価格帯もリーズナブルで、普段使いに最適な一軒です。
ボリューム満点！家庭的な焼き鳥屋
焼き鳥の他に「鶏皮ポン酢」や「自家製ポテサラ」などの一品料理も充実。仲間との飲み会や家族連れにもぴったりです。気取らず飲める気軽さが、長く愛される理由です。
■住所：福岡県福岡市中央区渡辺通５丁目３−２３−１ プロスペリタ天神１ Ⅱ 1F
■電話番号：092-725-3768
■営業時間：17:00～24:00（L.O.23:30）
：土曜16:00～0:00（L.O.23:30）
：日曜16:00～23:00（L.O.22:30）
■定休日：日曜
5.やき鳥 一升
コスパ最強の大満足焼き鳥
博多駅前にある1本80円～とリーズナブルに焼鳥が楽しめる、焼き鳥が大きい、美味い、安いの３拍子が揃った焼鳥屋さんです。驚きの価格設定でありながら、ボリュームたっぷりの焼き鳥が味わえる名店です。
自慢の豚バラは絶品
1番人気の豚バラをはじめ、メニューも豊富で希少な部位も楽しめます。肉厚でジューシーな豚バラは一度食べたら忘れられない味わいで、リピーター続出の看板メニューとなっています。
焼き鳥には焼酎ですよね。天酔楽・・この芋焼酎はコクがあってしっかりした
味わい。おいしいですよ。焼き鳥との相性も抜群です。
■住所：福岡県福岡市博多区博多駅前３丁目１０−３４
■電話番号：092-483-0666
■営業時間：17:00～25:00
■定休日：日曜
福岡の焼き鳥は、ただの“串料理”ではありません。一本一本に職人のこだわりと情熱が詰まっており、地元民の日常に溶け込んでいます。観光で訪れた方も、ぜひ一度本場の焼き鳥の奥深さを味わってみてください。きっとまた足を運びたくなるはずです。
コメント